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寒林

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白い息に霞む寒林に
薄日の梯子をみる

去年今年

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白濁した水晶体で彷徨いて
同じ廻廊をぐるぐる廻る
奇話を信じて溜飲を下げて
落剥した欠片を探す

冬灯

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昨日今日と夕闇に纏われて
遠くに見える灯りを目指します
綺羅が吹き曝されて
ふゆともしが溶けて消えました

寒柝

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薄い布団毛布に包まっていると
寒柝の音が響いてくる
それとも風に捲かれた跳音か

人日

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人日の午後に生欠伸
ずっと揺れる断片の日

四方の春

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総身の異臭に包まれて
枯野に転がり耳を塞ぐ
空の遠くには鳶が浮いている

淑気

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目の前の道は誰一人通らない
車から落ちた注連縄飾りが転がっている
いつの間にか溜息が溢れている

cerulean

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恩寵の声ばかり探して彷徨いているうちに
薄汚れていつの間にかボロを纏っている
息を吸う度に鼻の奥に痛みがはしる
空から聞こえるは罵り嘲りばかり

初御空

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藍色と茜色の地平を見ると
遠鳴きの鴉が溶けて消えた

初夢

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富士
二 鷹
三 茄子
四 扇
五 煙草
六 座頭

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