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once in a blue moon

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ひと月に二度目の満月
ベランダから見るいつもの月

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蜩の声が闇に沈んで
ゆっくり寂となる

有為転変

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バケツいっぱいの蟹
カリカリと掻き毟る音
青鷺のコロニー
宵闇のなかで響く怒声
行き止まりの堤防の道
諸行は無常

加齢故です

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大人が寄って集って作り上げ
子供の懐に手を突っ込んで
さらにゴテゴテと飾り立てる
針小棒大な話が世間に廻り
無意味に無理矢理に意味を与える
神輿の跡には理性や知性の欠片が散乱している

こんなものです

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ポトポトと零れ落ちる
肉塊を引き摺りながら
際を横目に這いずり回る
遠くに見えた焼き場の煙が
すぐ其処に立ち上る
声をかけても
太鼓の音が返るだけ

昧爽

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明けの空がオレンジに染まり始めると
緩い風に乗って鳥が飛んでいく

鬼灯

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夕闇に法師蝉の声をかき消す半濁音
云われなき声の飛礫を撒き散らす
そぅっと覗いてみれば
細道の先の薄闇に消える鬼灯の様な人達

蜻蛉

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蜻蛉を見かけると思い出す。
小学校教室の窓から、空を覆う蜻蛉の大群を見た。
いつまでも途切れない蜻蛉の群れが南へ飛んでいった。
たった一度しか見てないけれど、誰も反応しなかったけれど、
どこまでも続く蜻蛉が空を覆ていた。

残蝉

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しくしくする腹を抱えながら床に転がる
クマゼミの鳴き声が耳に憑く
昨日の夜に踏んだのは
やっぱり蝉だったのかもしれない

揺蕩う

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何処に行くのか解らないままに
紫の小さな花を手折る
上を見ると空いっぱいの白い筋
ふらふら烏が飛んでいる
ふらふら歩いていると
誰かが投げた小石がガチンと道路を鳴らして跳ねた

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